【与那国】与那国小学校(平田勝典校長)の卒業生が植樹したヒカンザクラが6年目で初めて開花し、児童や教職員らの目を楽しませている。

春の巣立ちを満開の花で見守るヒカンザクラと児童たち=与那国小学校

 中庭にあるサクラは1962年の卒業生が2009年に還暦祝いで同校を訪れて植樹。標柱には「あゝ夢多かりし我がふる里」「桜の下に集いて何を語らん」と記載し、古里を懐かしんだ。

 高さ3メートルにまで成長したサクラは2月上旬から徐々に咲き始め、鮮やかなピンク色の花びらで校庭を彩っている。

 校内では初夏にデイゴ、秋にはトックリキワタが咲き、今後は春の桜も楽しめるとあって、子どもたちが満開の花びらをうれしそうに見上げていた。平田校長は「花を見ていると先輩たちの熱い思いが伝わってくるようだ」と話した。(金井瑠都通信員)