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  • 抗議船に乗り込んだ海上保安官が市民を拘束
  • 海保「安全確保と法令励行の観点から適切に対応」
  • カヌー隊も拘束され、女性が体調不良を訴え救急搬送

 名護市辺野古の新基地建設で、海上保安庁は4日、抗議船にいた市民1人を後ろ手にして取り押さえ、手をほどいた上で床に倒して拘束した。フロート(浮具)内にいたカヌー隊7人も拘束され、うち女性1人が体調不良を訴え、救急車で運ばれた。沖縄防衛局の海上作業は、2基目のスパット台船を組み立てた。

抗議船に乗り込んだ海上保安官に、後ろ手にされ取り押さえられる市民(中央)=4日午前10時27分、名護市辺野古沖(栄野川里奈子撮影)

 第11管区海上保安本部は、後ろ手にして取り押さえたことに関し「海上の安全確保と法令励行の観点から適切に対応した」と説明。女性が体調不良を訴え搬送されたことについては「事実確認中」とした。

 シュワブゲート前では、沖縄平和運動センターの山城博治議長が海保職員に右手親指をねじられ、全治1週間の捻挫を負った。山城さんや目撃した市民によると、午前6時半ごろ、職員4人が乗った車両がゲートに進入するのを市民約20人が止めに入った際、助手席にいた1人が山城さんの手をつかみ、親指を反るようにねじ曲げたという。