【石垣】最速のハンターとも呼ばれるハヤブサが3日、水田地帯の平田原を見渡す鉄塔で見られた。

鉄塔を勢いよく飛び出すハヤブサ=石垣市、平田原

 この時期、水田をにぎわすツグミ類が見えず、愛鳥家は不思議に感じていたが、ハヤブサ飛来を確認して納得。ハトやスズメ、ムクドリなどを獲物にするハンターから逃れようと、小鳥たちは木々の奥に隠れていた。

 ハヤブサは翼を広げると84~120センチで、ハシボソカラスよりやや小さいが、飛行スピードは約390キロとも言われる。大きな目で遠くのターゲットを狙う風貌が魅力。全国各地で冬鳥として現れ、九州以北で繁殖する。

 獲物を見つけたのか、鉄塔から猛烈な勢いで飛び出した後、遠くでヒヨドリやシジュウカラの鳴き声が響いた。

(奥沢秀一通信員)