戦前の沖縄各地を撮影した写真を展示する沖縄タイムス社創刊70周年プレ企画「よみがえる古里~1935年の沖縄」(主催・沖縄タイムス社、朝日新聞社)が21日、那覇市久茂地のタイムスギャラリーで始まった。入場無料。30日まで。1935(昭和10)年、大阪朝日新聞の記者が沖縄を訪れ、糸満や那覇、沖縄市古謝などを撮影した写真142点を展示。人々の日々の暮らしや日常風景が、沖縄タイムスに掲載された関連記事と共に紹介されている。

1935年の沖縄を写した写真に見入る来場者=21日、那覇市久茂地・タイムスギャラリー

 開会セレモニーで、沖縄タイムス社の豊平良孝社長は「写真に写る戦前沖縄の美しい光景は戦争で破壊された。人々の営みや文化の発展は平和の中であるべきだ」と強調。

 朝日新聞西部本社の井手雅春編集局長は「取材により立派な写真説明が付くことで、写真に命が吹き込まれたと思う。たくさんの方に写真を見てもらい情報を寄せてほしい」と期待を込めた。