「第53回フィリピン・ダバオ慰霊と交流の旅墓参団」の出発式が21日午前、那覇空港国際線ターミナルビルで開かれた。

ダバオの戦没者慰霊と日系関係者との交流の旅に出発する参加者=21日、那覇市・那覇空港国際線ターミナルビル

 ダバオは戦前、マニラ麻の農園作業で沖縄からの移民が多く、太平洋戦争では激戦地となり、約2万人の日本人が亡くなった。出身者らでつくる県ダバオ会は毎年、慰霊祭と日系人との交流会を催し、今回で53年を迎える。

 出発式で同会の山入端嘉弘会長は「年を重ね、毎年参加者は減るが、体を大事に第2の故郷の旅を成功させよう」とあいさつした。

 フィリピンの現地防衛隊として招集された父親を亡くした上原清副会長(78)は「父の遺骨が見つからないまま戦後72年がたった。厚労省は外国で死んだ人々の遺骨収集を戦後処理として進めてほしい」と語った。