子どもに携わる医師や保育士、保健師らでつくる子どもの生活習慣対策委員会(安次嶺馨委員長)は28日、「子どもの健康こそ長寿県復活の鍵」をテーマにしたシンポジウムを南風原町の沖縄小児保健センターで開いた。「子どもを将来生活習慣病にしない取り組みが大切だ」と訴え、食育や歯科、運動・遊びなど五つの小委員会で議論してきた沖縄の課題と対策を提起した。親ら220人が参加した。

 基調講演で小児科医の安次嶺委員長が、胎児期に受けたストレスやアルコール、たばこの強い刺激は生活習慣病の下地になる学説を紹介。「全ライフサイクルにわたる予防が大切」と強調した。

 周産期小委員会は、胎児と子どもの受動喫煙を防ぐため禁煙の動機づけとなる母乳育児を勧める必要があるとした。食育小委員会は、沖縄の1~6歳の朝食欠食率が全国の2倍超の16・4%に上ると説明。朝ご飯を食べることで脳や体にスイッチが入る効果を語った。