沖縄防衛局は6日、名護市辺野古の新基地建設で、今月31日としていた海底ボーリング調査の期限を再延期する方向で調整に入った。政府関係者が明らかにした。昨年9月から中断しているボーリング調査を近く再開する方針だが、月内に終えるのは困難と判断した。

 井上一徳沖縄防衛局長は同日の定例会見で、期限の延期について「調査の進捗(しんちょく)を見て、3月31日までに適切に判断する」と含みをもたせた。中谷元防衛相は夏ごろの埋め立て着手に言及したが、調査期間の延長で工期に影響が出る可能性がある。

 防衛局は昨年8月にボーリング調査を開始し、翌9月中旬までに24カ所のうち12カ所で調査を終えたが、その後、台風の影響で調査を中断。天候不良に加え、衆院選への影響にも配慮し、11月末としていた調査期限を今月末に延期していた。関係者によると、1月15日の海上作業再開以降、ブイやフロートが流されないよう補強するなどの準備に時間がかかり、調査再開がずれ込んでいるという。