来年1月に予定されている沖縄県名護市長選挙で、自民党県連名護市支部の候補者選考委員会が名護市議の渡具知武豊氏(55)の擁立に向け、最終調整に入ったことが分かった。早ければ週明けにも出馬要請する。

渡具知武豊 名護市議

 21日に開かれた選考委幹事会で同氏は、市の現状を変えてほしいとする市民の声は多いとして、出馬へ意欲を見せたという。今後、家族や地元後援会と調整した上であらためて意思表明する。

 選考委委員長の末松文信氏は「出馬に前向きな人が出てきたことはありがたい」とし、渡具知氏の調整を待って出馬要請する考えを語った。現在、他に候補者の名は挙がっていないという。

 渡具知氏は1961年生まれ。名護市許田出身。98年に名護市議選に初当選し現在5期目。今年4月から自民会派「礎之会」会長を務める。

 2月に発足した選考委は当初、県OBや経済、医療人など候補対象11人の中から選定する予定だったが難航。

 6月30日に北部地区医師会副会長の宮里達也氏(66)に出馬要請するも家族の反対を理由に辞退された。

 宮里氏の辞退発表後、選考委メンバーからは渡具知氏や別の市議を推す意見が出ていた。