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  • 星野リゾートは国内30カ所で高級リゾートホテルなどを運営
  • 買収で、読谷村儀間の土地約33万平方mの開発・管理権を取得
  • 小浜・西表・竹富島のホテルに続く、新たなリゾート開発の可能性

 高級リゾートホテルを運営する星野リゾート(長野県、星野佳路社長)が、読谷村を中心に不動産開発を手掛ける沖縄うみの園(同村)を2月27日付で買収したことが6日、分かった。うみの園の全株式を取得したことで、ホテル日航アリビラなどが立地する同村儀間の土地(約33万平方メートル)の開発・管理の権利を持つ。星野リゾートは沖縄タイムス社の取材に対し「計画は白紙だが、これまでのやり方から逸脱することはない」としており、今後、新たなホテル建設を含むリゾート開発の可能性が出てきた。

ホテル日航アリビラ

ホテル日航アリビラ

 株式の取得金額や、うみの園が抱えているとみられる負債の処理については非公開とした。

 星野リゾートは、国内30カ所のホテル運営に関わっており、県内では11年9月に「リゾナーレ小浜島」「リゾナーレ西表島」の運営を受託。12年6月には自社建設の「星のや竹富島」を開業し、運営している。

 うみの園は1988年に県から開発許可を受け、約33万平方メートル(沖縄セルラースタジアム那覇約13個分)の敷地内に複数の大型ホテル、観光施設などの建設計画を立てていたが、誘致できたのはホテル日航アリビラのみ。建設・運営していたテーマパーク「琉球の風」も経営不振で99年に村へ無償譲渡、リゾート開発の不振による経営難で2013年1月に負債総額179億円を抱え、民事再生手続きを申請した。(久高愛、知花徳和)