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  • 旧暦の1月16日は後生(グソー、あの世)の「正月」とされている
  • 「十六日祭」として宮古や八重山、久米島などで今も盛ん
  • ごちそうを供え先祖に手を合わせる。親族が集まり、にぎやか

 【宮古・八重山】後生(グソー)の正月といわれる十六日祭(ジュウルクニチー)が6日、沖縄県内各地であった。旧暦1月16日の行事で宮古、八重山地域では毎年盛んに行われており、集まった親族がごちそうを供えた墓前で先祖の霊に手を合わせた。

ごちそうを供えた墓前で先祖に手を合わせる親族=6日、宮古島市平良の袖山墓地公園

 宮古島市平良の袖山墓地公園には、昼前から重箱を持った人々が続々と到着。孫らとともに拝んだ市平良の平良恵長さん(87)は「来年のジュウルクニチーまで1年間、健康であることと幼い子たちがすくすくと成長してほしいと願った」。

 石垣市石垣の墓地でも午後から家族連れが料理を持ち寄り、先祖に家庭円満を願い、手を合わせた。毎年、十六日祭と旧盆に帰省するという石垣宗一さん(66)=宜野湾市=は子や孫、親類と石垣家伝統の島野菜煮込み鍋を囲み、近況を語り合った。

 石垣さんは「毎年欠かさず先祖に祈るので病気もしたことがない。孫たちにも先祖を大切にする心を伝えないとね」と笑った。