【ウォード麗奈通信員】英国沖縄県人会とロンドン沖縄三線会の合同新年会が1月31日、ロンドン市内の日本クラブであり、25人が参加した。

交流を深めた英国沖縄県人会とロンドン沖縄三線会のメンバー=1月31日、ロンドン市内の日本クラブ

 沖縄のお祝い事にはかかせない「かぎやで風」を優雅に踊ったのは、現在コミュニティーダンスの勉強でロンドンに来ている東京都出身の田村ゆうさん(43)。会場全体を魅了した。

 昨年10月から三線会に参加。「かぎやで風」は、東京を拠点に、沖縄、奄美、台湾、与那国などの島唄をアレンジ演奏しているユニット「アンチャンプロジェクト」の宇野世志恵さんから習ったという。「新年会で踊らせていただく機会に恵まれた時は、直前まで今は亡き宇野さんのことを思い、見ていてくれるかなと祈っていた」と田村さん。「宇野さんが他界した後、『アンチャンプロジェクト』に参加させてもらった。その仲間と離れて、1年間イギリスにダンス留学に来ている中で、三線会は私にとって故郷に近づける場所。イギリスでこのような場所と人々に出会えたことに感謝している。人々を魅了し、つなげていく沖縄の文化の素晴らしさにあらためて感動している」と語った。

 このほか、三線会メンバー演奏の「十九の春」「安里屋ユンタ」「谷茶前」などが会場を盛り上げ、歌や踊り、プレゼント交換などで交流を楽しんだ。

 ロンドンに移住して2年という浦添市出身の渡名喜美和さんは「県人会に入会したおかげで、たくさんの人と知り合えて楽しく過ごしている。おきなわデーにもボランティア参加した。ロンドンで響き渡る三線の音色は最高。イチャリバチョーデー精神は世界中どこでも一緒」と話した。

 今年の英国内の県関連行事は、毎年6月にロンドン市内で行われる「おきなわデー」のほか、映画「ナビィの恋」の上映会、三線会による「さんしんの日」への参加、日本関連のイベントへの出演が決まっている。