【東京】自民党は8日、都内のホテルで党大会を開き、2015年の党運動方針を採択した。運動方針で米軍普天間飛行場の返還問題など沖縄に関する内容には一切触れてなかった。沖縄関係は、14年の主な選挙結果で、沖縄県知事選では推薦候補が敗れたことが報告され、谷垣禎一幹事長が「あと一歩及ばなかった」と述べただけだった。

 昨年の党の運動方針では、普天間飛行場について「移設問題においては県民の心情をおもんぱかり、その声によく耳を傾け、沖縄の負担軽減に全力を挙げる」と記していた。

 名護市辺野古の新基地建設に反対する翁長雄志知事が昨年12月に誕生したが、菅義偉官房長官は辺野古問題は「過去の問題」「(新基地の埋め立ては)仲井真弘多知事に承認された」と認識し、「粛々と工事を進める」と繰り返す政府・自民党の姿勢が反映された内容になった。