琉球弧の島々をラジオで結び、災害時の素早い情報発信を目指そうと、沖縄県内の防災専門家や地域FM局が8日、第1弾の番組を生放送した。那覇市ぶんかテンブス館で、キーステーションのFMよみたんが宮古島や奄美大島などの4局と中継をつなぎ、台風や地震、津波を想定して情報を共有する大切さを確認した。

災害時に備え「琉球弧」のラジオ局が連携する重要性を番組で語る稲垣暁さん(右)=8日、那覇市ぶんかテンブス館

 「琉球弧メディアネットワーク3・11を立ち上げる会」が主催。メンバーの稲垣暁さんは「さらに参加局を増やしたい」と語った。

 NPO法人「あまみFMディ!」の麓憲吾代表理事は「7年前の豪雨時、2日間ぶっ通しで災害情報を流した。具体的な被害は不明でも『調査中』と伝えるだけで住民や観光客の安心につながる」と説いた。

 FMみやこの与那覇光秀さんは「レンタカー会社やホテルと連携し、台風時は1時間に1回、宮古島と離島を結ぶ大橋の通行止めや避難場所などの情報を発信している」と話した。