ビーチリゾートのイメージが強い沖縄で、この夏、「健康・癒やし・思いやり」をテーマにした新しいホテルが7月6日グランドオープンしました。沖縄本島南部のユインチホテル南城の新館「アネックス・ビル」です。地上8階建て全94室。3F~8Fは、美しい朝日が昇る中城湾を望める圧巻の全室ビューバス。敷地内にはグラウンドゴルフ、テニスコートなどスポーツ施設も充実、天然温泉も完備しています。「ウエルネス・ケアリング・リゾート」と銘打った、沖縄観光の新しい選択肢として期待が高まる「アネックス・ビル」。運営するタピック沖縄株式会社の宮里好一代表のインタビューとともに、詳しく紹介します。

【中城湾を拝む高台に立地する新館アネックス・ビル】

【中城湾からのユインチホテル南城。左が新館アネックス・ビル】

 

 アネックス・ビルが建つ南城市は、沖縄本島南部の東海岸、県都那覇市から南東へ約12㎞に位置し、静穏な中城湾と太平洋に面しています。那覇空港から40分圏内にある市域は、緑豊かな自然環境に囲まれ、離島である久高島は「神の島」かつ「琉球民族発祥の地」として崇敬されています。ほかにも世界遺産である「斎場御嶽(せーふぁうたき)」をはじめ深い歴史を刻んだ多くの「グスク」、東御廻り(あがりうまーい)の文化遺産など貴重な歴史・史跡を持っており、沖縄の歴史、文化、信仰の原点の地となっています。


【ホテルからは中城湾と南城市の絶景が拝める】

 

【2000年に世界遺産に登録された沖縄最高の聖地、斎場御嶽(せーふぁ・うたき)】

 

【久高島など絶景が広がるニライ・カナイ橋】

 

 そんな南城市で、ユインチホテル南城と新館アネックス・ビルを運営するタピック沖縄株式会社は、同敷地内にプールやグラウンドゴルフ、テニスコート、トレーニングルーム、キャンプ場などを完備。異なる時代の地層から湧き出る57.5℃の源泉をブレンドした天然温泉「さしきの猿人の湯」も人気です。宮里代表はこれらの施設も活用しながら「健康・癒やし・思いやりの心を大切にした21世紀の『ウエルネス・ケアリング・リゾート』を目指したい」と意気込んでいます。

 アネックス・ビルの部屋は4タイプ。目玉の最上階8階の「スイート」7室は64㎡と広々。各室に琉球王朝の礎を築いた第一尚氏3人の王や伝説的人物の名を付けています。うち「ロイヤルスイート」2室は源泉掛け流しの温泉付きです。

【最上階8階のロイヤルスイート】

 

【ロイヤルスイートの源泉かけ流し温泉】

 

 1階には、バリアフリー重視で医療法人が監修した「ユニバーサルファミリールーム」を3室用意。専門スタッフと連携し、機能回復を目指す、新しいリハビリテーションツーリズムを実施します。2~7階の「洋室デラックス」は4名様までご宿泊できます。本館と合わせると総客室数は147室になりました。


【ユニバーサルファミリールーム】

 

【洋室デラックス】

 

 本館との間の渡り廊下は「リ・シャイニングロード」と名付け、沖縄の暖かい日光を取り入れた明るい空間にしました。さらに各階で「オーシャン」(青)、「アース」(赤)という2つのカラーコンセプトを実現しています。

 「リ・シャイニングロード」を通り抜け、たどりつく1階ホールには、世界的な陶芸家、則松金藏氏が手がけた陶器製の壁画が3点飾られています。植物園をイメージした縦220㌢、横440㌢の大壁画などに、訪れた方は思わず立ち止まって見入ってしまうことでしょう。