沖縄戦後70年を迎える節目の沖縄県事業で、翁長雄志知事が旧南洋群島のサイパンとテニアン、フィリピン・ミンダナオ島ダバオで開かれる県出身戦没者の慰霊祭への参列を検討し、予算を計上している。4月以降の日程調整を経て正式に決まる。実現すれば旧南洋群島慰霊祭への知事参列は1981年の故西銘順治氏以来34年ぶり。ダバオには少なくとも91年以降訪れていない。

 県は開会中の2月県議会に知事らの派遣費約150万円を計上している。

 サイパン北部にある県管理の「おきなわの塔」には旧南洋群島全域の1万2826人に上る県関係犠牲者が合祀されている。

 南洋群島帰還者会が主催する今年のサイパンでの慰霊祭は5月25日。翌26日にはテニアンに渡り「沖縄の塔」で慰霊祭がある。ダバオでは県ダバオ会が7~8月ごろを予定している。