名護市辺野古の新基地建設で、沖縄県は10日までに、沖縄防衛局の海上作業に関する情報を独自に集めるための調整に入った。知事公室の職員が10日、現地を視察した。陸上からの監視を想定しており、場所や方法などを検討する。

 浦崎唯昭副知事が「二次情報に頼らず、県としてもしっかりと情報を集めるべきだ」と指示。関連部局で横断的につくる「普天間飛行場の辺野古移設問題連絡調整会議」を9日に開き、現地視察を決めたという。

 県は、沖縄防衛局がキャンプ・シュワブ沿岸に設置したコンクリートブロックが、県の許可を得た区域の外でサンゴ礁を破壊した可能性が高いと指摘。新たなブロックの設置や既に設置したブロックの移動を停止するよう指示した。

 そのため、指示に違反した行為を把握するほか、工事の進捗(しんちょく)や、県議会でも議論になった県警、海上保安庁の警備状況を現場で確認する狙いがあるとみられる。