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  • 県の許可区域外でのサンゴ破壊調査を県が求めたが米軍は拒否
  • 立ち入り禁止区域は、許可区域を大きく囲むように設定されている
  • 区域外破壊が確認された場合、知事は許可取り消しに言及

 名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が岩礁破砕許可区域の外に設置した大型コンクリートブロックがサンゴ礁を破壊した可能性が高いとして、県が立ち入り禁止区域内での調査を米軍に求めたのに対し、米軍は11日、立ち入り調査を許可しないと通知した。「運用上の理由」と説明している。

 許可区域外でサンゴ礁の破壊などが確認された場合、翁長雄志知事は昨年8月の岩礁破砕許可の取り消しに言及している。米軍が立ち入り調査を拒否したことで海底調査ができず、県は翁長知事が出張先の東京から帰省後、対応を検討する。

 沖縄防衛局は、新基地建設に伴う埋め立て予定区域172ヘクタールで県の岩礁破砕許可を得ている。一方、日本側が常時立ち入りできない臨時制限区域は予定区域を大きく囲むように設定されており、防衛局は許可を得ていない区域でも10~45トンのブロックを設置し、サンゴ礁を破壊した可能性が高いと指摘を受けている。

 県は日米合同委員会の合意に基づき、2月27日に米軍に臨時制限区域内への立ち入り許可を申請したが、米軍は拒否した。