【名護】沖縄総合事務局北部国道事務所は11日、名護市辺野古への新基地建設に反対し、市民らが座り込みの抗議を続ける米軍キャンプ・シュワブゲート前のテントについて、道路法違反で「撤去しない場合、違法状態を強制的に解消する」との警告書を出した。警告書は2月19日の注意書に続く2度目の指導・勧告。

 同事務所は取材に対し「違法状態が解消しない場合、今後は監督処分(除却命令)などの方法を検討する」と説明した。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「テントは抗議の象徴。ボーリング調査とテント撤去で、オール沖縄を分断させようとしている」と話した。

 一方、沖縄防衛局は大浦湾にあるボーリング調査用のスパット台船2基のうち1基を辺野古崎付近に移動させた。調査地点で足場を固定したとみられ、海底の掘削再開に向け最終調整に入った。海上保安庁は、作業に抗議するためフロート(浮具)内に入った市民らのカヌー隊を一時拘束。女性1人が体調不良を訴え、救急車で搬送された。