名護市辺野古の新基地建設に伴う県の埋め立て承認を検証する第三者委員会(大城浩委員長)は11日、県庁内で第3回の会合を開いた。大城氏は会合後「委員に論点を挙げてもらい深めていく。専門ごとに分担してやっていくこともある」と述べ、7月に予定する翁長雄志知事への報告に向けて具体的に議論する考えを説明した。

 会合は非公開。前回から検証作業に入っており、今回は6人の委員が論点を絞り込む作業に入った。大城氏は具体的な意見や論点について「この場で発表することは考えていない」と述べ、個別の会合の内容を明らかにしない方針をあらためて説明した。

 一方、中谷元・防衛相が夏ごろにも埋め立て工事に着手する考えを示したことについて、大城氏は「検証に求められているのは一定の質。そういう発言があっても、委員会の検証内容やスピードを変える必要はない」と述べ、現場での作業など外的要因と切り離して議論を進めると強調した。

 次回会合は25日に開かれる。