【宜野湾】歌舞伎役者の市川海老蔵さんが子どもたちに歌舞伎の魅力を伝えるワークショップ(主催・琉球放送)が10日、宜野湾市真志喜のラグナガーデンホテルで開かれた。はごろも小5年生と米軍嘉手納基地、米軍牧港補給地区内の2小学校の5年生の計約160人が400年の伝統を持つ歌舞伎の世界に触れた。

米軍基地内の小学校に通う児童に隈取りをする市川海老蔵さん=10日、ラグナガーデンホテル

 舞台で演じる役柄を強調するため独特の化粧をする隈(くま)取りの体験では、市川さんが化粧の赤色は正義、藍色は悪、茶色は妖怪などを表すと紹介。子どもたちに直接メークを施した。

 隈取り体験をしたはごろも小の上原竜偉君(11)は「人生に1度あるかないかの体験。別人になったみたいで思ったよりもすごい」と鏡で見た自分の顔に驚いていた。同小の宮城夏海さん(11)は「メークの色に意味があると分かった。その知識を基に歌舞伎を見てみたい」と興味津々。

 基地内の小学校に通うジェニファー・ピアーソンさん(10)は「歌舞伎の歴史を知ることで、日本のバックグラウンドを知ることができた」と理解を深めていた。