米ニューヨークのメトロポリタン美術館で5~9月の日程で開かれているコムデギャルソン創始者でデザイナーの川久保玲さん(74)の特別展に、沖縄県内から4人のヘアスタイリストが助手を務めた。かつら制作や調整などわずかな関わりだが、世界の超一流が集う場に大きな刺激を受けた。

ヘアスタイリストのジュリアン・ディスさん(前列中央)と特別展を準備する(前列左から時計回りに)新垣立裕さん、伊波信秀さん、比嘉亮至さん、村吉良さん=4月下旬、米ニューヨーク・コムデギャルソンの倉庫

 参加者の一人でヘアメイクレガロ(嘉手納町)代表の伊波信秀さん(36)は「とても良い勉強になり、パリコレに出るという夢への気持ちがますます強まった」と振り返った。このほか助手を務めたのは新垣立裕さん(北谷、ロテ ヘアーネイル代表)、比嘉亮至さん(宜野湾、ヘアーメイクエイジア代表)、村吉良さん(同、ヘアーデザイン ルゼル代表)。

 同美術館でデザイナーが生きている間に特別展を開くのはイヴ・サンローランさんに次いで2人目。川久保さんの1980年代からの作品140点が並ぶ。

 4人は懇意にしている日本の美容メーカーの誘いを受けて4月26日から4日間ニューヨークに滞在。コムデギャルソンのフランス人ヘアスタイリストであるジュリアン・ディスさんから手ほどきを受けた。ナイロン製のかつらにクリスタルをあしらい、音符をプリントした紙を丸めモーツァルトのような髪を表現した。