沖縄防衛局は、名護市辺野古沿岸の埋め立て予定区域に土砂を投入するためのケーソン設置や護岸整備の海上工事8件で、すでに業者と契約を結んでいる。準備が整うことを前提に「夏ごろには着手したい」(中谷元防衛相)と見通しを示す。ボーリング調査や設計を終えると、本格的な埋め立て工事に向け、準備を着々と進める方針だ。

ボーリング調査後に予定する海上工事

 大浦湾側の辺野古沿岸では、長さ130メートルの中仕切護岸1工区、長さ250メートルの同2工区と、その両端を結ぶ中仕切岸壁で、2月までに業者と契約した。「コ」の字形に囲った部分を深場の埋め立てに向けた作業ヤードで使用する。

 そのほか、大浦湾の2カ所で計3800平方メートルの「海上ヤード」を整備し、ケーソンの仮置き場に使用する。ケーソン新設1工区と同2工区、長さ320メートルの傾斜堤護岸新設、同550メートルの二重締切護岸新設、汚濁防止膜設置と、土砂投入に必要な準備を進める。

 陸上部分でもシュワブ内の仮設ヤードや土砂運搬に使用する工事用仮設道路の建設にも入る予定。