【石垣】子どもたちに「妖怪ブーム」が訪れる中、石垣市桴海では、沖縄の精霊・キジムナーをモチーフにした公園整備が進められている。

豊かな自然が残る於茂登連山を背景にユニークな像が並ぶ公園=石垣市桴海

 米子焼オーナーの勝連久誌さんは販売所の裏手にキジムナーとシーサーを合体させた「キムサー」の像を設置。熱帯果樹のパラミツやバナナを植え、農園と妖怪のパワースポットづくりに取り組んでいる。

 公園は沖縄最高峰で地元で霊山として拝められる於茂登連山のふもとにあり、水田跡を取り囲むように3メートルを超す像が約30体並ぶ。

 2年前からこつこつと公園づくりに取り組む勝連さんは「目標は200体。完成まではまだまだかかるが、訪れた人が楽しむ公園にしたい」と語る。

 パラミツはすでに1600本を植樹。これが育って果樹ができるころには、公園は謎めくキムサーが住む森になる。精霊が見られる公園は「妖怪ウオッチ」ならぬキジムナーウオッチとして、新たな観光名所になる見込み。(奥沢秀一通信員)