【名護】米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は13日、新たな2地点と前日に始まった1地点の計3地点の海底ボーリング調査を行った。新たに始まったのは前日に掘削した地点のすぐそば。県が作業中止を求める中、掘削調査を本格化させた。

新たな地点で、掘削する棒を降ろし(中央)ボーリング調査をするスパット台船=13日午後、名護市・大浦湾(伊藤桃子撮影)

 午前10時40分ごろ、2基目のスパット台船から海に向かってくいが打ち込まれた。午後2時40分ごろには、クレーンを備える作業船に設置された掘削機からもくいが降ろされた。

 前日から調査が続くスパット台船では、午前10時半ごろいったんくいが引き抜かれ、午後1時半ごろ再び同じ場所で打ち込まれた。大浦湾内にある3基全ての掘削機が稼働し、急ピッチで作業が進められた。6時ごろ作業が終了した。

 工事に反対する市民ら14人はカヌーに乗って海上で抗議。スパット台船を目指す途中で、9人が海上保安庁に確保され、うち5人は2時間ほど拘束されたという。けがなどはなかった。

 一方、米軍キャンプ・シュワブのゲート前には200人ほどが訪れ、「ボーリングをやめろ」「宝の海を守ろう」と声を上げた。