琉球王国から伝わるおもてなしの漆器を大胆にアレンジして展示する「東道盆(とぅんだーぶん)プロジェクト NEO東道盆展」が14日、那覇市久茂地の沖縄タイムス1階エントランスで始まった。主催は漆実験工房、運営はNPO法人アートリンク。

琉球王朝から伝わるおもてなしの漆器を大胆にアレンジした作品が並ぶ「NEO東道盆展」=14日、那覇市久茂地・タイムスビル

 東道盆は、首里王府が中国からの使者をもてなす際に出したオードブル皿。若手4人が沖縄の漆工芸文化の継承を目的に現代のライフスタイルに合わせて、テーブルに載せ小人数で囲めるように制作した。

 本土から運んできた見事な枝ぶりのソメイヨシノの下に並べられた盆に、来場者は見入っていた。八重瀬町の工房「ぬりトン」を営む森田哲也さん(37)は「東道盆をきっかけに漆の魅力を知ってほしい」と話した。

 入場無料。午前9時~午後6時。17日まで。