【名護】名桜大は14日、シンポジウム「健康・長寿立県の復活を目指して-名桜大学から新提案」を開いた。基調講演した筑波大大学院の久野譜也教授は健康に無関心な人の行動こそ変える必要があるとして「自然と歩かされてしまう街」を提唱した。

久野譜也教授

 健康のために運動をしていない高リスク層は全体の7割を占め、従来の健康政策はそこに届いていないと指摘。2万人が1日に2千歩多く歩くようになれば、年間で医療費が8億円削減できるとの試算を示した。

 久野教授は各地の自治体と共に「スマートウエルネスシティ」の実現を目指している。中心市街地から車を排除することでにぎわいを取り戻したドイツの事例を紹介し、「住民を変えるには街に手を付けないわけにいかない」と語った。