第87回選抜高校野球大会に初出場する糸満高の上原忠監督と選手が14日、甲子園に向けて出発した。那覇空港には大勢の学校関係者らが駆け付け激励。選手たちは春夏通じて初の甲子園勝利へ健闘を誓った。

甲子園での健闘を誓う糸満高校の選手たち=14日、那覇空港

 出発に先立ち、県高校野球連盟主催の壮行激励会が開かれた。初戦の相手が強豪の天理(奈良)に決まり、池間誉人主将は「相手は甲子園の常連だが、糸満らしく機動力を生かして戦う。沖縄まで校歌を届けるよう頑張る」と決意表明。

 県高野連の神谷孝会長は「戦後70年の節目に激戦地・糸満の高校が出場するのは意義深い。糸満の怒濤(どとう)精神で初戦突破に全力を尽くしてほしい」と激励した。

 糸満は19日まで兵庫の東洋大姫路などと練習試合を予定している。16日には、沖縄県最後の官選知事で沖縄戦で住民保護に奔走したことで知られる島田叡氏の母校、兵庫高と親善試合を行う。選抜大会は21日に開幕。糸満は大会5日目の25日、第1試合(午前9時開始)で初戦を迎える。