【渡嘉敷島で宮城一彰】慶良間諸島国立公園の自然環境を小中学生が調査する「沖縄こども環境調査隊2017」(主催・沖縄タイムス社、共催・沖縄美ら島財団)と「奄美こども環境調査隊」の隊員14人は最終日の28日、島の植物や地質を調べるトレッキングを行った。

池松来さん(右端)とスナヅルを観察する隊員=28日、渡嘉敷島

 ガイドの池松来さん(49)の案内で島南端のフナクシからタカバンタへ歩いた隊員らは、リュウキュウマツやコバナヒメハギなどの植物を観察。

 隊員の名嘉山桂さん(安岡中1年)は「草かと思ったら地面をはうように枝を伸ばしたオキナワハイネズという木だった。植物の予想外の成長の仕方に驚いた」と自然の不思議さを実感した。

 アラシイノーの海岸に移動してからは星砂の生成過程を学習。手に取った砂が生物の死骸だと聞いた隊員の國井雅姫さん(今帰仁小5年)は「海岸の砂に有孔虫の死骸がこんなに含まれているとは。もっと島のいろいろな場所を見てみたくなった」と好奇心が刺激されたようだった。

 隊員らは9月2日、タイムスホールで研究成果を発表する。