ひきこもりの人たちや家族の支援の在り方を考えるシンポジウムが29日、名古屋市内で開かれ、自立支援をうたって自宅から無理やり連れ出したり、高額な料金を請求したりする悪質業者への対策を議論した。民間支援団体や自治体関係者からは、法律で業者を監査できる仕組みの整備を求める声が上がった。

 ひきこもりの自立支援の在り方について話し合うシンポジウム=29日午後、名古屋市

 名古屋市の相談支援員鈴木美登里さんは「東京の業者に相談に行っただけで1300万円の契約を結ばされた」という親の相談を紹介。自身が中部地方の施設を見学した際、赤外線センサーが設置され「脱走したら警察が連れ戻してくれる」との説明を業者から受けた体験を披露し、問題提起した。(共同通信)