暑い。30度を超える真夏日が続く中、元気なのはセミと子どもたち。県内の多くの学校が夏休みに突入した

▼おもちゃメーカーのバンダイが発表した「小学生の夏休みに関する意識調査」によると、子どもが楽しみにしていることの1位は旅行、2位は帰省、3位はテーマパークや遊園地と、「お出掛け」が上位を占めた

▼一方で親子とも気になることの1位は、もちろん宿題。2位は子どもは自由研究。親は毎日の昼食だった。日本能率協会が親に実施した調査では、自由研究が「負担」との解答が7割もあった

▼親子のニーズを反映して、夏休み開始直後から県内だけでなく、全国各地で自由研究や工作をテーマにしたイベントが花盛り。スーパーやホームセンターの特設コーナーには商品化された宿題グッズがずらりと並ぶ。まさに手取り足取り

▼空き缶や空き箱、建築現場に落ちている木ぎれを集め、四苦八苦して工作に取り組んだ四十数年前の小学生にとってはうらやましい限り。ただ「子どもの自主性・創造性を奪う」「宿題本来の目的が果たせない」などの批判があるのも事実

▼ちなみに子どもが気になることの3位は「特にない」。宿題がどれだけ期間中の子どもの心にのしかかっているかが分かる。長いようで短い夏休み。宿題を早々と終わらせて、楽しく過ごせればいいのだが。(玉城淳)