30日午前8時3分に那覇空港に着陸した訓練中の小型セスナ機(乗員3人)が右タイヤのパンクで立ち往生し、滑走路が同8時47分まで閉鎖された。航空各社によると、滑走路の一時閉鎖で少なくとも出発5便に最大1時間半、到着10便に最大1時間15分の遅れが生じ、乗客約2500人に影響した。同空港は26日にも航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機の離陸トラブルで、滑走路が約45分間、閉鎖したばかり。

着陸時にタイヤがパンクした小型セスナ機=30日午前11時25分ごろ、那覇空港

 小型機は一般向けに飛行機のフライトシミュレーター体験事業を手掛けている豊見城市の会社所有。

 同社などによると、個人の飛行クラブの会員2人と外部教官の計3人が搭乗し、同7時26分に同空港を離陸。慶良間諸島周辺の上空で習熟飛行訓練をして予定通りに着陸した際、タイヤが破裂した。前日の飛行や訓練前の機体チェックで異常はなかったという。機体はけん引車で駐機場へ移され、乗員にけがはない。

 空港内は夏休みの混雑と重なり、出発カウンターや到着フロアが混み合った。

 JTA福岡発の到着便は、機材繰りと滑走路閉鎖で約2時間遅れ。家族5人で観光に来た30代男性は「到着後すぐの予定はなかったので良かった」と少し疲れた様子。夫婦で観光に来た男性は、機内で滑走路の一時閉鎖による遅れを知らされたとし、「知人を待たせている」と足早に空港を後にした。

 機体を所有する会社は本紙の取材に「夏休みで混雑する中、多大なご迷惑をお掛けしおわび申し上げる。原因究明し、再発防止に努めたい」とコメントした。