「世界遺産でロックフェス」をキャッチコピーにした「グスクロックフェス15」が21日正午から、北中城村の中城城跡で開かれる。MONGOL800、FLiP、2side1BRAIN、メカルジン、ギターウルフ、キノコホテルなど沖縄県内外から13組が出演する。

中城城跡

 実行委員長を務めるシャオロン・トゥ・ザ・スカイの當山貴史は「世界遺産を舞台に、本気で音楽に取り組んでいるアーティストのパフォーマンスを見てほしい」と呼び掛ける。

 中城城跡でのライブは2014年にMISIAや山崎まさよしが実施しているが、今回はフェスで使用する電力を240枚の太陽光パネルで賄うのが特徴だ。前日までの蓄電と当日の発電で音響・照明にあてるが、標準的な家庭8世帯分くらいの電力しか使えず、同規模のフェスの6分の1くらいという。當山は「出演するアーティストや観客に迫力あるライブをどう届けるか。機材の性能や効果的な配置、演出で勝負する」と意気込む。

 イベントを企画し、電気に限りがあることに気付いてから、自身のパフォーマンスに変化を感じている。ライブハウスなど設備の整った通常のイベント一本一本に、より熱量を持って向き合うからだ。「0から1にする難しさを実感しているが、成功させたい。5年、10年と続くイベントにしたい」と抱負を語った。

 入場料は一般前売り4800円、学生3500円。駐車場は吉の浦会館と熱田漁港で、中城城跡まで無料のシャトルバスが出る。問い合わせは同実行委員会、098(989)7497。