16日午後4時ごろ、南大東発那覇行きのRAC868便が、経路などをめぐって那覇航空交通管制部の承認を確認しないまま離陸していたことが17日、分かった。国土交通省によると、実際には、承認は出ていたが、それを那覇空港事務所の航空管制運航情報官が同機に伝え忘れ、操縦士も未確認に気付かないまま出発していた。

 同省航空局安全部航空事業安全室などによると、本来、管制部の承認は離陸前に受けなければならないが、離陸後の午後4時15分に無線で伝えられた。乗客39人が乗った同機は午後5時すぎ、ほぼ定刻に那覇空港へ到着し、安全上の問題はなかったという。

 同省は17日、那覇空港事務所に対して口頭で注意するとともに、承認伝達の確認方法改善を求めた。琉球エアーコミューターに対しても発生要因の分析と再発防止策の検討を指示した。