【今帰仁】「未来に乗ってみたい夢のクルマ」をテーマに全国の高校生から車のデザインを募集した「第2回高校生カーデザイン甲子園」(主催・新潟国際自動車大学校)で、北山高校2年の平良魁斗(かいと)君(17)が最優秀賞を受賞し、17日に同校で伝達式があった。車体と運転席を切り離した斬新なデザインが評価され、203点の中から頂点に輝いた。同大学校の坂上浩司科長から10分の1スケールの模型が贈られた。

車体と運転席が離れた斬新なデザインの原画を手に、受賞を喜ぶ平良魁斗君と、贈られた模型=17日、北山高校

 運転席は、風船のように宙に浮かび、その中から運転手がリモコンで操作する。既存の車の作りを基にした作品が多い中、平良君の柔軟な発想が光った。ヒントを得たのは大好きなアニメ「風の谷のナウシカ」。主人公が自由に空を飛び回る姿に憧れ、運転席を宙に浮かせた。

 審査員を務めた三菱自動車デザイン本部の矢野和雄部長は「従来ない快適性、おもしろさに驚いた」と評価したという。

 平良君は「この車が実際に走ったら、宙に浮いて、のんびり運転してみたい」と笑顔をみせた。