「島に誇り持つ」涙で感謝伝える

北大東中を卒業する3年生の男女8人

笑顔で記念写真に収まる南大東中の3年生ら

北大東中を卒業する3年生の男女8人 笑顔で記念写真に収まる南大東中の3年生ら

 【北大東】北大東小中学校(我喜屋健校長)の卒業式が14日、同校であり、小学生6人、中学生8人が学びやを巣立った=写真。島には高校がなく、中学生全員が島を離れ沖縄本島の学校へ進学する予定だ。

 我喜屋校長は「15の春で島を離れ、それぞれの高校に進学することになる。自分の可能性を最大限に発揮し、島のみんなの期待に応えられるよう頑張ってください」とお祝いの言葉を述べた。

 中学3年生を代表してあいさつした田港麗雅(うるみ)さんは「私たちは、将来の夢に向け島から巣立っていく。島に誇りを持って一生懸命頑張るので、応援をお願いします」と、涙ぐみながら島の人に感謝した。

 式の終了後、中学の卒業生が島で過ごした15年間を写真で振り返るスライドショーがあり、子どもたちは懐かしい思い出に浸った。また、保護者に対する感謝のメッセージでは、会場全体が感動で涙に包まれる場面もあった。(奥山翔太通信員)

少人数で絆強く後輩らにエール

 【南大東】南大東中学校(福永隆次校長)の卒業式が13日、同校で行われ、3年生11人が、進学で島を離れる「15の春」を迎えた=写真。

 卒業生代表の知念祐希君は「少人数のクラスでもあり、絆が強まることを日々実感した。後輩のみんなもたくさんのアイデアを出し合い、夢に向かって頑張ってください。みんなならできます」とあいさつした。卒業生は、全員が高校進学を希望している。

 卒業生保護者代表の川満廣司さんは「今回、最後の、5人目の子どもが卒業します。今回卒業する11人が、病気やけがに耐えられるよう生み育ててくれた母親の皆さん、父親を代表して感謝申し上げたい」と涙ながらにあいさつした。

 在校生を代表し中学2年の吉里翔君は「先輩の言葉に支えられて、ここまで学校生活を営むことができた。先輩たちのようになりたい」と送辞を述べた。(東和明通信員)