製塩業の青い海(糸満市、又吉元栄社長)と香港の輸入販売企業「味珍味(香港)有限公司」(呉徳暁社長)が共同開発した香港スーパー向け商品「沖縄の塩 島そだち」を香港スーパーWELLCOME(ウェルカム)全250店舗のうち200店舗で販売する。ウェルカムは香港のスーパーでシェア約35%を占めており、今後も沖縄の塩が香港市場で定番になるよう販売を広げる。18日、両社が県庁で発表した。

沖縄の塩の香港販売を報告する青い海の宮里取締役(右)と味珍味の呉社長(中央)=18日、県庁

 島そだちは、一般消費者向け商品として2012年に開発し、ことし1月から香港のスーパーで販売。パッケージに赤色を使い、箱入りにして目立つようにしたほか、輸送コストの削減などにも取り組んだ。

 価格は1袋500グラム約350円で一般的な中国産塩の10~20倍。年間20万袋の出荷を目指す。

 呉社長は、飲食業向けの販売展開や2年以内にシェアが同規模のスーパーPARKnSHOPで販売を目指すことも報告。「高品質で安全安心の商品は、価格がほかの商品の数十倍でもマーケティングをうまくすれば勝負できる」と自信をのぞかせた。