【浦添】環境省などはこのほど、キャンプ・キンザー周辺で生息が確認されている特定外来生物のオオヒキガエルについて、根絶の最終段階に入ったと発表した。2011年度から13年度末までに約700匹を捕獲しており、その後1年以上発見されていない。国内では、石垣、南北大東、小笠原諸島で野生化していて、根絶を達成すれば世界的にも珍しい例になるという。

特定外来生物のオオヒキガエル(提供・石垣自然保護官事務所)

 オオヒキガエルは体長8~20センチの大型のカエル。中南米原産で沖縄には本来生息しない。浦添市では11年8月に初めて見つかり、キンザー周辺に生息していることが確認された。その後、地域住民と市、琉大、県、環境省、米海兵隊が捕獲を続けてきた。

 根絶間近とみられるが、同省は「オオヒキガエルは一度に数万個の卵を産むため、一度でも繁殖を許せばこれまでの努力が水の泡になる」と警戒している。

 捕獲後の連絡や情報提供は浦添市環境保全課、電話098(876)1234(内線3218)。