那覇市議会(金城徹議長)は20日の2月定例会最終本会議で、めんそーれ那覇市観光振興条例案を全会一致で可決した。市や議会、市民らが連携し、観光客が楽しめる滞在型の「国際観光交流都市」の形成へ取り組む。市議会によると、議員立法による観光条例の策定は京都府京丹後市に次いで全国で2番目。4月1日から施行される。

 基本条例は、市の責務、議会や市民の役割など全14条で構成した。条文では「良好な観光環境の維持」として客引き行為や看板の違法設置などの迷惑行為を禁止。罰則は設けていないが、市長は迷惑行為をした人に対し是正に向け必要な指導をすることができる。

 基本理念では「国際平和に貢献する相互理解をもって、観光客を温かく迎え入れるウトゥイムチ(おもてなし)の心あふれる観光地づくりを目指す」と明記。市の責務として「観光資源を生かして姉妹都市及び友好都市との交流に努めるものとする」とした。