高校野球の第62回県春季大会は21日、59チームが参加して開幕した。第1日はセルラースタジアム那覇など3球場で1回戦6試合が行われ、南風原、陽明、開邦、豊見城、西原、北部農林が2回戦へ進んだ。

美里打線を2安打完封した開邦の與那嶺駿=北谷公園球場(大門雅子撮影)

 南風原は延長十回1死三塁、6番城間祐之介の中前決勝打で八重山に1-0で競り勝った。先発左腕の大城大輝が3安打完封した。

 陽明は延長十四回、1死二塁で7番津堅柊平が適時二塁打を放ち、5-4で真和志にサヨナラ勝ちした。

 開邦は先発右腕の與那嶺駿が2安打10三振で完封し、美里を1-0で下した。

 開会式では北中城の崎原徹朗主将が選手宣誓した。 第2日は22日、3球場で1回戦8試合を行う。

 ■與那嶺10奪三振

 ○…開邦が暴投でもらった1点を守って、2回戦に駒を進めた。一回、先頭の伊波泰一斗が右越え三塁打で出塁。1死三塁、3番高江洲龍太良がスクイズのサインで空振りしたが、捕手も捕りきれずに三走が本塁を突いた。

 「ラッキーな1点」(上江洌尚太郎監督)を、先発右腕の與那嶺駿が守った。縦に落ちる得意球のカーブを軸に、美里打線を2安打に封じた。10奪三振で高校初の完封勝利にも「打たせて取ろうと意識した結果。完封より新チーム初勝利の方がうれしい」。

 昨秋の県大会は初戦コールド負け。バントミスを反省し、基本プレーを徹底してきたという。儀間敦生主将は「まず1勝を目標に、冬場にミーティングを重ねてきた。次も目の前のプレーにこだわれば、結果がついてくる」と意気込んだ。