【浦添】琉球王朝時代から沖縄に伝わる「ぶくぶく茶」を体験する教室が19日、浦添小であり、NPO法人「琉球の茶道ぶくぶく茶あけしのの会」が5年生に一服振る舞った。

ぶくぶく茶作りを体験する5年1組の児童ら=19日、浦添小

 着物姿の田中千恵子会長(78)は万国津梁と書かれた掛け軸を飾り「中国からの使者に差し上げたお茶を皆さんにも」としんみり。同小に通う門下生の上江洲亜美さんと亀川ひなさんに手伝ってもらい、赤い琉球漆器の椀(わん)で全員に振る舞った。

 与座岳琉(たける)君は、深々とした茶道のお辞儀に驚き「土下座みたいじゃない」と佐久間史帆さんの顔をのぞき込んだ。伊良部和香(にこ)さんは、会場の赤い敷物を見て「レッドカーペットだ」。山城冬花(ふうか)さんは、桜餅の下の懐紙がツルの形に折ってあることに気づき「すごくおしゃれ」とニッコリした。

 ぶくぶく茶が運ばれてくると、新里聖仁(せいと)君は鼻をひくひくさせ、具志頭凜さんは「お茶漬けの香り」。比嘉良凱(りょうが)君は「シャンプーみたいな泡だ」と目を丸くした。盛岡虎拍(こはく)君は口ひげを作って飲み干した。

 田中さんによると、ぶくぶく茶は泡茶と呼ばれ、市安波茶付近で作っていた。ミネラル豊富な沢岻樋川(ヒージャー)の湧き水が使われていたという。