高校野球の第62回県春季大会第2日は22日、沖縄セルラースタジアム那覇など3球場で1回戦8試合を行い、本部、南部工業、美来工科、宮古、八重山農林、前原、石川、浦添商業が2回戦へ進んだ。

本部-久米島 5回本部1死一、二塁、宮城雄斗の適時打で二走仲宗根優人が本塁を突く=沖縄セルラースタジアム那覇(大門雅子撮影)

 本部は五回1死一、二塁で仲宗根優人、外間涼、宮城雄斗の3連続適時打とスクイズで4点を挙げ、6-1で久米島を下した。南部工業は長短14安打を放ち、首里東に8-2で勝利した。島袋朝彦が大会第1号となるランニング本塁打を放った。

 宮古は13安打で昭和薬科大付を10-0の六回コールドで下した。先発の松川竜之丞が1安打と好投した。美来工は13安打で10点を挙げ、五回コールド勝ちした。

 第3日は23日、3球場で1回戦6試合を行う。

■5回中軸が3連続適時打 勝利「自信に」

 部員11人の本部が中軸の3連続適時打で初戦を突破した。

 五回、振り逃げと犠打、四球で1死一、二塁とし、3番の仲宗根優人主将は気合を入れた。「先制点が取れたら楽になる。走者を返してやろう」。内角低めの直球を右越えに運ぶ先制二塁打。4番外間涼も三塁強襲安打で続き、5番宮城雄斗は「逆方向を意識した」と右前適時打で計3得点。スクイズで1点追加しこの回4点を挙げると、七回に押し出し四死球で2点を加え、久米島を振り切った。

 対外試合ができない冬場、部員が少ないため部内での紅白戦など実戦練習が積めなかった。その分、走り込みや素振りに汗を流した。伊良波泰監督は「走って、振る。単調な練習をみんな頑張ってきた。抜きん出た選手はいないが全員で声を掛け合っている」と結束力を感じている。

 先発の宮城は六回まで毎回走者を背負いながらも1失点完投。「フォームが前のめりになっていたが『バックを信じて投げろ』と言われて修正できた」

 2回戦では昨夏1回戦で敗れた石川と当たる。仲宗根主将は「この勝利が大きな自信になった。先輩の分まで頑張る」と泥だらけの顔で誓った。(大門雅子)