「力を付けて夏に雪辱を」。高校野球のセンバツ初出場の糸満高校は2-7で天理(奈良)に敗れ、初戦を飾ることができなかった。地元から応援に駆け付けた学校関係者、野球部の父母会、OBらは、選手の健闘をたたえ、夏の大会の勝利に期待した。

4回表の攻撃で同点に追い付き、スタンドの野球部員らも大歓声を上げた=25日、阪神甲子園球場

 アルプススタンドは、応援ジャンパーや帽子、メガホンも黄色に統一。選手に声援を送り続けた。1点先制されて迎えた四回。相次ぐヒットで同点に追い付くと、総立ちで喜んだ。

 しかし、攻撃は続かず、じわりと点差が開く苦しい展開に。昨年夏の県大会で準優勝となり甲子園出場を逃した野球部OBの大田竜介さん(18)=糸満市=は「最後まで諦めないで」と応援を続けた。

 反撃の糸口をつかめないまま試合終了。父母会の大城龍児会長(49)は「夏のリベンジを一緒に目指したい」と意欲を示した。