名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が「県の指示は違法」と不服を申し立てた文書に、県の岩礁破砕許可区域外でサンゴ礁を破壊した可能性が高いと指摘を受けている大型コンクリートブロック設置前後の写真を証拠として添付していたことが、26日分かった。海底の状況を写した写真でブロック設置による影響を示すことで、「岩礁破砕には当たらない」という申し立ての正当性を補強する狙いがある。

沖縄防衛局が県の指示の無効を求めた不服申し立てに添付したアンカー(ブロック)設置後の写真

 照屋寛徳衆院議員(社民)が、防衛局が農相に提出した指示の無効を求める審査請求書と、執行停止申立書を入手した。防衛局は同様の写真を2月25日に県にも提出している。

 写真は42地点。1地点を四方から撮影し、設置前168枚、設置後158枚を添付した。「サンゴ礁にまで発達したサンゴを毀損(きそん)するような行為を行っていないことは写真からも明らかだ」と主張している。