【東京】菅義偉官房長官は26日の記者会見で、名護市辺野古の新基地建設問題で意見が対立している翁長雄志知事との面会について、今国会での2015年度予算成立後にも、知事側に呼び掛けたいとの意向を明らかにした。

 菅氏は「今後、国と県はさまざまな問題で連携していかなければならない。そんなに遠くないうちに、お会いしたい。国会の見通しがついたら、と思っている」と述べ、菅氏側から連絡する考えを示した。

 新基地建設をめぐって、県と法廷闘争に発展する可能性については「分からない」と明言はしなかった。その上で「政府としては今度の(前知事からの)許可は、まさに法律に基づいての許可なので、そこは着々と進めていくことに全く変わらない」と、従来通りの見解を述べた。

 また、4月4日に開催予定の米軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区の返還式典への参加について、菅氏は「今のところは全く考えていない」と述べ、同日程での翁長知事との面談の可能性は低いとみられる。