那覇地検は27日、名護市辺野古の海上で新基地建設に抗議行動をしていた30代男性に暴行し、全治10日の頸椎捻挫のけがを負わせたとして特別公務員暴行陵辱致傷容疑で告訴された海上保安官3人を不起訴処分とした。

 那覇地検は処分の理由について、男性の上半身を両腕で抱え上げ、ゴムボート上に引き上げて座席上に寝かせたたことや、抵抗を防ぐために左足を短時間抱えたことは認めたが「法令に基づく正当行為であり犯罪は成立しない」とした。

 男性とともに告訴状を提出した池宮城紀夫弁護士は「正当行為というのは承服しがたい。海保はますますやりたい放題になる」と遺憾の意を示した。