プロバスケットボールTKbjリーグ西地区2位の琉球ゴールデンキングスは28日、沖縄市体育館で同地区1位の京都ハンナリーズと第45戦を行い、73-79で敗れた。今季初の2連敗で、通算成績は36勝9敗。

キングス-京都 第3Q、キングスのドゥレイロン・バーンズがシュートを放つ=沖縄市体育館(伊藤桃子撮影)

 首位攻防戦にふさわしい1点を争う激戦だった。第1Qから両チームとも激しい守備を展開。キングスは6失点に抑えながら、小菅直人がドライブで6得点と積み重ね14-6。第2Qは京都に追い上げられたが、1点リードで前半を終えた。

 後半は一進一退の攻防。第4Q終盤の71-71から京都で元キングスのデイビッド・パルマーに2点弾、3点弾を決められ、ファウルゲームに持ち込んだが追いつけなかった。

 次戦は29日、同体育館で同カードを行う。(観客数3685人)

 ■ミス響き 今季初の連敗

 首位に返り咲くための大一番で、キングスが苦杯をなめた。伊佐勉ヘッドコーチ(HC)は「とても残念。相手のゲームを遂行するレベルが上だった」と敗戦を受け止めた上で、「非常に高いレベルでプレーしてくれた。選手に対して不満はない」とねぎらった。

 その言葉通り、両チームが持ち味の堅守を軸にぶつかり合う白熱した展開に、3685人の観客は今季最高の盛り上がりを見せた。最終盤まで1点を争ったが第4Q残り2分、2点を追う場面でのターンオーバー、シュートがリングに弾かれるなどのミスが命取りになった。岸本隆一は「細かいミスが普段以上に影響した」と嘆いた。

 けがからの復帰戦ながら、後半の勝負どころで3点弾を沈めるなど18得点と気を吐いたドゥレイロン・バーンズは「前半からもっとエネルギーを出せたのではないか。もっと努力を重ねたい」と反省する。

 この敗戦で、キングスの自力での地区首位の可能性はなくなった。しかし、シーズンはまだ終わりではない。岸本は「どこを目標にしているか先を見据えて、明日は勝ちに行く」と29日の試合に切り替えた。(勝浦大輔)