2014年の県内の飲酒運転摘発数が1313件となり、人口千人当たりの件数が全国平均の約4・4倍で全国最多となったことが29日、県警の調べで分かった。県警が独自に統計を取り始めた09年以降、6年連続でワースト。県内では飲酒運転根絶に向けた対策が関係機関で行われているが、速報値(26日現在)では206件、うち逮捕件数は67件で、飲酒運転に対する意識の低さが浮き彫りとなっている。

 交通指導課によると、県内の人口千人当たりの摘発件数は0・934件で、全国平均0・213件の約4・4倍。全国2位の0・474件とは約2倍の差が開いている。また、摘発件数全体で比較しても全国上位にある。

 県内では、交通人身事故に占める飲酒絡みの割合は25年連続、また死亡事故に占める飲酒絡みの割合は2年連続で全国ワーストと、飲酒運転による被害も後を絶たない。

 同課は、飲酒運転の抑止効果を高めるため(1)運転手への職務質問の徹底(2)地域や企業と連携し“常習者”の実態把握-などを進める考え。