JAおきなわと県花卉(かき)園芸農業協同組合でつくる沖縄県農林水産物販売促進協議会は30日、県中央卸売市場で清明祭(シーミー)用のキク約250束を競りにかけ、キクの県内消費を拡大するシーミー花キャンペーンを開いた。

清明祭シーズンに合わせて県内消費を増やそうとキクの競りでアピールした=30日、県中央卸売市場

 県内産のキクは約9割が県外に出荷され、1割が県内消費という現状。彼岸向け本土出荷がピークを迎える3月中旬以降、県内でもシーミーに合わせてキクの消費を上げようと取り組んでいる。

 県農林水産物販売促進協議会の砂川博紀会長は「県の小菊出荷量は全国一を誇るが、県内消費は全国に比べ低く、消費拡大が課題。シーミーで墓前に花をお供えする習慣を定着させたい」と語った。

 3月のキクの出荷はJAが14万ケース(前年同月比86%)、花卉農協が27万ケース(前年同月並み)の見込み。4月はJAが前年並み、花卉農協は約2割増になると予想している。

 競りでは勢いのよいかけ声が飛び交い、買参人に次々と落札された。