【名護】沖縄防衛局は30日、米軍キャンプ・シュワブの基地境界を明確にするとして、通称第3ゲート前で黄色い線を引いた。基地内は名護市有地、基地外は国有地。現場を確認した名護市の職員は「市有地の境界に関わるのに、防衛局から立ち会いの要請はなかった。なぜなのか調査したい」と問題視した。

引き直した黄色い境界線を撮影する沖縄防衛局関係者=30日午後5時ごろ、キャンプ・シュワブ「第3ゲート」前

 新基地建設に反対する市民が境界線を引き終わった防衛局関係者十数人を見つけ「市の許可がない違法工事だ」と抗議。機動隊も駆け付けて人の壁をつくり、局関係者はその場から去った。

 現場では境界を示すくいも2カ所で引き抜かれていた。防衛局によると北部国道事務所が作業したが、事務所は「多忙」だとして理由を説明しなかった。