沖縄ヤマト運輸(糸満市、赤嶺真一社長)が3月に完成した那覇市鏡水の国際物流拠点産業集積地域那覇地区4号棟(ロジスティクスセンター)に入居する。5階建ての同施設の全フロアを使い、隣接する3号棟で運用する「パーツセンター」の拡充などを進める。県は3月31日に内定を通知した。同施設は沖縄ヤマト運輸が借り、ヤマト運輸(東京都中央区、山内雅喜社長)が那覇空港の沖縄国際物流ハブを拠点にした「ANA Cargo」で事業を展開する。運用を始める時期は未定。

 パーツセンターには現在、東芝自動機器システムサービスの機器部品の保守パーツ11万4千点が保管されており、「東芝以外の企業からの打診もある。3号棟はすでにいっぱいの状況」(ヤマト運輸広報)という。同社は保守パーツ以外の集積・供給も検討していく。

 県は「臨空・臨港型産業の集積や国際物流ハブの活用など、施設の目的にふさわしいと判断した」と説明。ヤマト運輸の広報担当は「沖縄をアジアのハブ拠点にし、拡充したい」と語った。